スピリチュアルに触れたいっていう弟分がパリから来るから かおりさんとサラ寺院紹介したいんだけど。
「 僕が小学校の時から母が毎晩悪夢にうなされて叫びながら起きるんです。僕も5年まえから2時間おきに目が覚めて。朝早い仕事で寝坊できないって緊張もあるんですけど。」
事前にサラ寺院の英語担当のタービィーに友人の弟分を連れていくことを伝えてから行きました。
「 きっとプー(神降臨するシャーマン)に聖水顔に吹きかけられるか、ボーンナイフもしくは浄化煙草鼻から吹き入れられるかされるよ。 (・∀・)ニヤニヤ」
ところが悪魔祓いの儀式に3日間夜通ってすることに。
儀式の最中は白い服を全身にまとわなくていけなく、4日目の朝には果物、食べ物を持って宿泊している近くのお寺にお供えに行って最後の儀式をするようにと言われました。お寺にはタイ語で書かれた手紙をお坊様に渡すようにと。
仏像の前に寝かされ仏像から紐を頭につなげ 蝋燭を体の周りに並べて タイ人達と周りを囲んでお経を唱えます。
お経の後 タービィーに
「 かおりが儀式をしなさい。
かおりはやり方を覚えなくてはいけないから。」
と言われ、経験上疑問に思った事も後にパズルのピースがはまる様に繋がるから不思議。
線香9本に蝋燭1本を灯し お祈りを復唱させて ゴルフボールくらいに丸めたご飯をポンポン上半身に付け痛みや悪霊を取って行く。マントラを唱え そのボールは地面に捨て振り返らずに家に帰る。
振り返るとその者たちが憑いて来るそうで絶対に振り返ってはいけない。
また、ボールは肩から指先の一方向で戻ってはいけない。
「 僕の状況って深刻ですか?」
「 もっと深刻ならテントはって寺に泊まり込みだから。」
翌日 母親が悪夢を見なかったと報告があり また、タイマッサージスクールのソンポイ先生に紹介していただいた中国人の漢方薬局の鍼灸師にも脈診をしてもらって漢方薬処方と鍼をしてもらいました。
4日目の朝は タービィーに書いてもらった タイ語の紙をお坊様に見せ お経を唱えてもらいながら 聖水をかけられ また、お経を唱えている間水を注いで その水は木の下に捨てるという 全ての儀式は細かく分けられていて 今回の悪夢払いの儀式は終了です。
儀式はそれぞれ状況で違ってきます。自分に合った儀式をしなくちゃね。
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